練習で気づいた音の変化

バイオリン

8月は、湿気の多い日とカラッと乾燥する日が交互に来るような不安定な気候で、楽器の状態にも波が出やすい月だった。練習しているときに「あ、今日なんか違う」という変化が多くて、毎日の音の違いに敏感になれた気がする。気づいたことをメモとして残しておく。


湿度によって音の“開き方”が違う

8月は、湿度によって驚くほど音が変わると実感した。

● 湿気が多い日の印象

  • 音が少し重たい
  • 発音までワンテンポ遅れる
  • 弓の吸いつきが強い

特にG線はこもりやすく、少し力を入れると音が割れることもあった。

● カラッとした日の印象

  • 音が明るい・軽い
  • スタッカートが跳ねやすい
  • 発音が速い

乾燥すると弦がよく響くので、練習が気持ちいい日も多かった。

湿度の違いで音が変わるのは当たり前
とわかっただけで、少し気が楽になった。


ボウイングの小さな癖に気づいた

今月は特に、弓のスピードと角度の違いによる音の差が気になった。

● 気づいた癖

  • フォルテになると速度が速くなる
  • アップで弓が少し指板側に流れる
  • スラーの終わりで音が弱くなる

動画で確認してみると、
弓を返す瞬間に肩が少し上がっている のが原因だった。

● 対策メモ

  • 弓の返しは“肘”で動かすイメージ
  • 肩と首の力を抜く
  • ロングトーンの最後まで弓をしっかり使いきる

小さな癖を意識するだけで、音が安定してきた感じがした。


弦のコンディションも日によって違う

8月は、弦のテンション(張力)の変化が特に分かりやすかった。

  • 湿気の日 → 少し緩い、音が柔らかい
  • 乾燥の日 → 張りが強く、反応が良い

調弦の時点で「あ、今日は湿気多いな」とわかる日が何回かあった。

調弦の感触=その日の音のコンディション
と思っておくと、練習に入りやすかった。


音が変わると“弾き方”も変わる

音の変化に合わせて弾き方を微調整する習慣がついた。

● 湿気が多い日

  • 弓を軽くして、スピードを少し上げる
  • 松脂は少なめ
  • ロングトーン多めで感触を確認

● 乾燥している日

  • 弓をゆっくり、しっかり乗せる
  • 音が軽くなりすぎないように腕の重さを意識
  • 発音を丁寧に

一見細かいけれど、音の変化に合わせるとストレスなく弾けた。


8月のまとめ

8月は、季節による“音の揺れ”に振り回されることもあったけれど、その分だけ音を丁寧に聞こうとする習慣がついた月でもあった。

  • 湿度の違いで音が変わる
  • 弓の癖が音に影響する
  • 弦の張り具合でも楽器が変わる

こうした変化を受け入れながら練習したことで、自分なりに楽器のコンディションに敏感になれた気がする。

来月は、弓のコントロールと音程の安定をもう少し重点的に練習していく予定。

コメント

タイトルとURLをコピーしました