弓の毛替えレビュー

バイオリン

9月は、久しぶりに弓の毛替えをしてきた。夏の湿気で毛が伸びてしまい、張っても張っても緩む状況が続いていたので、思い切ってリフレッシュ。普段なかなか気づけない“弓のコンディション”が、毛替えをすると一気に変わるので、その違いを忘れないようにメモしておく。


毛替え前に感じていた不調

8月後半あたりから、弓が次のような状態だった。

  • 張ってもすぐに緩む
  • 弓の反り具合が不安定
  • 音の立ち上がりが遅い
  • 特にG線で音がもたつく

先生にも「そろそろ毛替えしていい頃だね」と言われていたので、9月に入ってすぐ工房へ持ち込んだ。


毛替え直後の感想:こんなに違うの?というレベル

毛替え後に弾いてみてまず感じたのは、
「弓のコントロールがしやすい!」
ということ。

● 1:発音が速くなった

弓を置いてから音が出るまでの反応が明らかに早くなった。
特にA線とD線が気持ちいい。

● 2:弓がまっすぐ保ちやすい

毛が均一に揃っているからか、
弓が指板側に流れにくくなった。

● 3:弓圧をかけても音が潰れない

以前は少し強く弾くとガサつく感じがあったけれど、
毛替え後は音が“太くて安定”している。

本当に、同じ練習でも別の楽器のように感じる瞬間がある。


毛の質感の違いによる変化

今回は工房でおすすめされた、
しっかりめ=少し太めの毛 にしてみた。

  • 通常の毛 → 明るく軽い音
  • 少し太めの毛 → 音が太い、安定感がある

私の弾き方だと、力加減に波があるので、
太めの毛の方がコントロールしやすかった。

松脂のつき方も均一なので、スラーがきれいにつながる。


毛替えのタイミングを見直す

今回は湿気で毛が伸びたのが原因だけど、
毛替えの“適切な頻度”について工房の方に聞いてきた。

● 聞いた話まとめ

  • 一般的には 半年〜1年 に1回
  • 夏は毛が伸びやすい
  • 使っていなくても毛が劣化する
  • 抜け毛が増えたら早めに交換

特に私は松脂を多めに使いがちなので、
気づいたら毛が汚れやすいらしい。

今後は 年2回(春・秋) のペースで交換しようと思う。


毛替え後の練習で気をつけたこと

毛替え直後は弓がよく響きすぎて、
つい力が入りすぎる傾向があったので注意。

● 練習で意識したのはこの3つ

  • 弓を押しすぎない
  • スピードより“音の方向”を意識
  • ロングトーンで毛の感触を確かめる

慣れてくると自然に音が落ち着いてきた。


9月のまとめ

毛替えをしたことで、
「弓がこんなに大事だったんだ…」と改めて実感した月だった。

  • 発音が速くなる
  • 音が太く安定する
  • 弓の軌道が整う
  • 弾いていて気持ちいい

これだけ変わるなら、
やっぱり半年〜1年に一度はメンテナンスした方がいい。

9月は弓のリフレッシュのおかげで練習が楽しくなったので、
来月は曲の表現面にも力を入れていきたい。

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